静岡県伊東市の宇佐美は、東京から電車で約1時間半というアクセスの良さに加え、海と山の自然に恵まれたのどかな土地です。
潮の香りと鳥のさえずりに包まれてはじまる朝、地元の人々のゆったりとした暮らし。そんな風景に惹かれて、近年では多くの移住希望者たちがこの地を訪れています。
そんな宇佐美で今回ご紹介するのは、地元の人にも移住者にも愛される店「中華料理 一龍」です。
開業から30年以上、地域の味と人のつながりを守り続けている店の魅力をお届けします。
駅から30秒!地元民イチオシの店「中華料理 一龍」
一龍があるのは、JR宇佐美駅の目の前。徒歩30秒ほどで行くことができる好立地です。

店の目の前が宇佐美駅!写真で見るとその近さが一目でわかります。

隣接しているのは、奥さまが営む美容室「ビューティきくち」です。
座敷もある広く家庭的な店内
店内は、カウンター8席と6人掛けのテーブル席が1卓の他、6畳の座敷が2間。コンパクトながら居心地の良い空間です。

1人でサクっと食べたい時にありがたいカウンター席。

実家に帰ってきたような懐かしさにホッとする座敷。
広々としているので、家族や友人と食事の際にありがたいですね。小さいお子さん連れでも安心です。
昼も夜も大満足の豊富なメニュー
一龍のメニューがこちら。


麺料理や飯物といったメイン料理から、中華の定番一品料理まで豊富です!
昼はランチセットもあり、「チャーハン・半ラーメン・餃子 セット」(1,200円)が人気。
飯物の人気はパイコー飯。その他、角煮や酢豚といった肉料理も本格的な味で、これ目当てに若いお客さんも多く通っているんです。
アルコールメニューも豊富なので、夜には中華居酒屋としてにぎわいます。

しっかりとした味付けの中華料理とビールの相性は抜群です!
料理はもちろんのこと、気さくな会話と店内に漂う温かな雰囲気が訪れる人の心を和ませます。
中華一筋の店主が腕をふるう本格中華

一龍のご主人は、中華料理一筋59年。横浜での修行時代を経て、腕一本でこの店を育て上げてきました。
厨房に立つご主人の姿は凛々しく、その背中からは職人の誇りがにじみ出ています。

背中には宇佐美愛を感じる「Welcome to Usami!」の文字。
そんなご主人のもう一つの顔は、畑仕事の達人。趣味で始めた野菜作りは、今や常連さんへのサービスとして立派な役割を果たしています。
訪れた日にも、畑で育てた菜の花に特製タルタルソースを添えた一皿を振るまってくれました。

この日注文したのは、「チャーハンとニラレバ セット」。ボリューミーでしっかりした味わいのセットに、瑞々しい菜の花が箸休めとして絶妙にマッチしていました。
こちらはカウンターで迎えてくれるご主人と奥様のツーショット。

隣の店舗で奥さまが営む美容室も、地域住民の憩いの場となっています。
地域の話題や世間話が飛び交い、初めて訪れた人でもすぐに打ち解けられる、そんな雰囲気が漂う一龍。
ご主人と奥様、お嬢さん、アルバイトの方々が一丸となって店を守る姿からは、家族の絆と地域への想いが伝わってきます。
宇佐美で暮らし地域に馴染む その一歩は一龍から
移住してきたばかりの方にとって、このような「受け入れてくれる場所」の存在はとても心強いはず。

常連さんとご主人が語らうカウンター席。温かい時間が流れます。
実際、「一龍に通いはじめてから、町の人に顔を覚えてもらえるようになった」という声もありました。移住者が地域に溶け込むための、最初の扉として一龍は大きな役割を果たしています。
訪れる人は、地元の消防団の若者、サーフィン帰りの常連、ワーゲン好きの車仲間たち…と、日々さまざま。宇佐美に住むさまざまな人が一龍に通い、自然な形で縁が結ばれています。
食を通じて生まれるつながりは、どんなガイドブックよりも深く心に残る体験となるはず。
宇佐美の魅力を体現するような「中華料理居酒屋 一龍」。ぜひ一度食事を楽しんでみてください。何度でも食べたくなるうまい中華を堪能しながら、暮らしのヒントと、人とのつながりの大切さを感じられるはずです。
中華料理居酒屋 一龍
住所: 静岡県伊東市宇佐美1574-23
アクセス:JR伊東線「宇佐美駅」から徒歩約1分
連絡先:0557-47-3276
営業時間:11:30-13:30/17:00-21:00
定休日:月曜、第3火曜日
駐車場:あり