伊豆高原の隠れ家「わいわいカフェ」で味わう至福のアップルパイ

伊豆高原の静かな別荘地に、まるで友人の家に招かれたようなあたたかさと、こだわり抜かれたスイーツが楽しめる隠れ家カフェがあるのをご存じですか?

一歩足を踏み入れれば、心地よい空間と笑顔あふれるおもてなしが待っています。まるで日常からふっと解き放たれたようなひとときが過ごせますよ。

和やかな雰囲気のただよう「わいわいカフェ」

紹介するのは、伊豆高原の別荘地にたたずむ「わいわいカフェ」。都会の喧騒から離れた、ゆっくり落ち着ける場所にあります。

カントリー調の三角屋根と赤い旗が目印。駅から歩くには少し距離があるため、車での訪問がおすすめです。

角地に面しているため視認性が良く、すぐに見つけられるはず。駐車場も数台分あり、観光シーズンでも安心して訪れることができるでしょう。

大きなおうちのような外観は外からでも和やかな雰囲気が伝わってきます。どこか懐かしくほっとするただずまいで、初めて訪れたのに親しみを感じるから不思議です。

店内に足を踏み入れると、フレンドリーなご夫婦が笑顔で迎えてくれました。カウンターでは常連と思われるお客様がご主人と談笑しており、まるで友人の家に招かれたようなアットホームな空気が広がっています。お二人の明るく穏やかな人柄が、店内全体にぬくもりを与えているのが印象的です。

天井が高く、木のあたかさを感じる内装。店内には自然光が差し込み、明るく清潔感にあふれています。

家具やインテリアの一つひとつにもこだわりが感じられ、思わず長居したくなる心地よさ。気がつけばリラックスしすぎてしまい、取材を忘れそうになりました(笑)。

心も体も満たされるこだわりのアップルパイ

おすすめメニューを尋ねると、ブレンドコーヒーとアップルパイを勧めてくれました。特にアップルパイは「イチオシ」なのだとか。

添えられているのは、紅玉リンゴを皮ごとすりおろして作った自家製ジャムです。酸味が際立つジャムと、甘さ控えめでサクッとしたパイ生地が見事にマッチ。口の中に広がるリンゴの香りがたまりません。食べごたえもたっぷりで、まさに至福のひとときです。

こちらのアップルパイは、季節ごとに産地を厳選して仕入れるというこだわりがあるそう。秋は群馬県沼田産、寒くなると青森県産のリンゴを使うという手間ひまを惜しまない姿勢が、おいしいアップルパイを作り出しているのですね。

ひと口食べるごとに、果実そのもののおいしさが心に染み渡りました。

もちろん、コーヒーとの相性も抜群です。焙煎の香りが立ち上るブレンドコーヒーと一緒に楽しむと、リンゴの甘酸っぱさがさらに引き立ち、心地よい余韻が長く続きますよ。

地域に根付くあたたかいお店

「わいわいカフェ」は2022年10月22日にオープンし、今年で2年目。すでに地元の方々に愛される存在です。

ご主人は東京・世田谷出身で建材会社に勤務していた経験を持ち、奥様は新潟県柴田市出身で木材メーカーに勤めていました。

この地の気候と天城山系の伏流水のおいしさに魅了され、イタリアンレストランやカラオケダイニングだった築25年のお店を居抜きで手に入れ、新たなスタートを切ったといいます。

特に新潟産コシヒカリを使用したカレーは、シンプルながらも深い味わいが楽しめると評判の一品。次回訪れる際は、ぜひ食べてみたいと思います。

地元の観光情報が手に取れることで、カフェがただの飲食の場だけでなく、旅の拠点としても親しまれていることが伺えます。観光客の方にとっても立ち寄りやすく、今後ますます愛されていくでしょう。

都会の喧騒から離れ、心も体もあたたかく満たしてくれる「わいわいカフェ」。お店のメニューには、ご夫婦の想いや地元への愛情がぎゅっと詰まっています。

伊豆高原を訪れた際には、ぜひ一度足を運んでみてくださいね。何度でも訪れたくなる、特別なひとときが待っていますよ。

わいわいカフェ
住所:静岡県伊東市八幡野1261-21
アクセス:伊豆急行線「城ケ崎海岸駅」から徒歩約39分
TEL:0557-27-1461
営業時間:11:00 – 16:00
定休日:不定休

※記載情報は取材当時のものです。変更している場合もありますので、ご利用前に公式サイト等でご確認ください。