伊東から海沿いを走り、川奈付近の高台にある絶景スポットをご存じですか?
その絶景をゆったりと堪能できるのが、老舗喫茶「ティールーム 赤いやね」です。
真っ赤な屋根が目印のこのお店は、創業から40年以上も愛され続けています。今回は、そんな「赤いやね」の魅力をたっぷりご紹介します。
真っ赤な屋根が目印の喫茶
伊東から海沿いを走る国道109号線は、川奈のいるか浜付近で急な坂道に差しかかります。その坂道を上り切ったところにあるのが、喫茶「赤いやね」。名前の通り、鮮やかな赤い屋根が青空に美しく映えます。
太陽の光が差し込む清潔な店内
店内に入ると、大きな窓から差し込む陽の光が明るく、心地よい空間が広がります。開店から40年以上経つ老舗ながら、清潔に保たれた店内は、居心地の良さが魅力。
テーブルやカウンターには、たくさんの生花が飾られており、これらはすべてご近所の方々が持ってきてくださったものだそうです。
相模湾を望む絶景のカフェ
お店の海側は全面が大きな窓になっており、その向こうには相模湾が一面に広がります。常連のお客さまからは「この辺りで一番景色がいいカフェ」との声もあり、その言葉に納得の絶景が楽しめます。
広めのテラスは特等席
そして、こちらがお店自慢のテラス席です。お店は海から急斜面を上った場所にあり、テラスからは川奈の海が遮るものなく一望できます。テラスにはテーブルが3つといくつかの椅子があり、秋冬の寒い時期には毛布の貸し出しも行っています。
水平線を見ながらお茶が楽しめる
手すり越しに水平線を望むと、本当に目線の高さに水平線が広がっているのがわかります。
実は、もともとこの土地はご自宅を建てるために購入されたそうですが、景色の美しさに惹かれて、喫茶店を開くことにしたとのこと。この絶景をみんなで楽しめる場所にしてくださったのは、とてもありがたいですね。
遠く横浜、千葉まで見渡せる高台のカフェ
テラス席から海を眺めると、左手には三浦半島、その隣に初島が大きく見え、さらに遠くには千葉の房総半島まで望むことができます。
よく目を凝らすと、横浜のランドマークタワーも見えるのが驚きです。この場所から横浜まで見渡せるとは、まさに絶景ですね。
スパイシーなインディアンミルクティー
今回は「インディアンミルクティー」を注文。ロイヤルミルクティーにガラムマサラを合わせた一品で、マサラの香ばしい香りが特徴的。甘さとスパイシーさが絶妙に調和した味わいです。この絶景を前にカップを手にすれば、なんとも贅沢な気分に浸れます。
挽きたての味が楽しめるコーヒー
こちらはホットコーヒーです。このお店はカレーでも有名で、長年のファンがいるほど。そのカレーとの相性も抜群なコーヒーは、店内で丁寧に挽き立てられた一杯を楽しめます。一杯500円と、これだけの絶景を前にしても良心的なお値段です。
ショーケースにはおいしそうなケーキが
こちらはスイーツケースです。お菓子は近隣のケーキ作りの名人から仕入れており、どれも手作りです。手作りケーキを頬張りながら絶景を眺めていれば、心が癒されること間違いありません。
誰にでもわかりやすい真っ赤な屋根
お店の名前「赤いやね」は、「ほら、あそこの赤い屋根のお店」という親しみやすいフレーズをそのまま店名にしようと決まったそうです。確かに覚えやすい名前で、赤い屋根が青い海や空に映えてとても綺麗です。外観を見ていると、まるで地中海のカフェに訪れたかのような気分になります。
ちなみに、定休日は毎週水・木曜日で、営業時間は午前10時から午後3時と、のんびりした営業スタイルです。訪れる際は、事前に定休日と営業時間を確認しておくとよいでしょう。
赤いやね
住所:静岡県伊東市川奈1327-11
アクセス:伊豆急行線川奈駅下車 徒歩15分