いるかはいないけど「いるか浜」 川奈駅から歩いて行ける玉砂利の海水浴場

伊豆急行線川奈駅から徒歩15分の場所に「いるか浜」という浜があります。

「いるか」と名前はついていますが、残念ながらいるかは居ないようです。

※記載金額(税込)は、2024年1月時点のもの。

いるか浜へのアクセス

2024年時点は、伊東川奈八幡野線が工事中。(工事予定 日時 1月15日〜3月15日)

落石防護柵修繕工事により、平日8:30~17:00までは通行止め。

なので川奈海水浴場のほうから来るのは、難しそうです。

県道109号線をつかって、大きなカーブ道を下りながら、いるか浜に着くことができます。

駐車場につくと、すでにたくさんの車が停まっています。駐車台数は30台ほど。

早朝から午後5時まで営業しています。

利用料は、1日(1回)1,000円で利用可能。

そこまで広くないため、車でお越しの方は早めに訪れることをおすすめします。

いるか浜の由来

天気もよく、水平線の向こう、初島まで見えました。

桟橋のほうでは、釣りをしている人がたくさんいます。

釣り場スポットとしても、海水浴場としても親しみのある川奈いるか浜。

周辺をさんぽしてみます。

駐車場から釣り桟橋まで行ってみると、なにやらいるかの銅像がある。

伊豆では、江戸時代からいるかの追い込み漁が盛んにおこなわれていたとのこと。

伊東でも川奈港や富戸港を中心に、かなりの漁獲高があったんだとか。

現在、川奈港ではいるか漁はおこなわれていないですが、かかわりが深いことから「いるか浜」と名づけられました。

ブロンズのオブジェといるかを形どったベンチが、設置されています。

4匹のイルカたち一体一体が異なるポーズをしていて、とてもかわいらしいですね。

海水浴場だけでなく、公園にもなっていてみんなの憩いの場になりそう。

珍しい砂利の海水浴場

いるか浜に隣接する川奈海水浴場へ向かいます。

この浜の特徴といえば、砂ではなく砂利の浜ということ。

海水浴場は砂まみれになることがなく、遊ぶことができます。

水着やマリンシューズを洗うのも楽です。

小さな玉砂利が足にあたる感触は、砂浜とはひと味違って、気持ちよさそう。

ただし夏は、素足で歩くと太陽で熱された玉砂利がとても熱いため、サンダルは必須です。

駐車場横には、お手洗いもあります。

7月中旬から8月下旬の海開きの期間はシャワー施設があり、ライフセーバーさんがきちんといるのだそうですよ。

浮き輪(小:100円/大:200円)、テント(1,000円)、ゴーグル(100円)、レジャーシート(100円)など、ちょっとしたものまでレンタルしています。

家族で泳ぎに来るのが、楽しみになりますね。

ファミリーフィッシングが楽しめるスポット

奥の桟橋に行ってみます。

釣りをされている方が、たくさん!

釣りをしている人に声をかけてみると、いるか浜ではメバルやクロイシダイが釣れるそう。

砂場のほうではカレイが釣れるのだそうですよ。

他にもカワハギ ・ シロギス ・ ソウダガツオ ・ メゴチ ・カサゴ ・ メジナ(グレ)がつれるのだとか。

今日は、まだ釣れていないそうで「根気が必要ですよね」と笑いながら、お話してくれましたました。

駐車場に戻るときには、水道で釣り具を洗う人の姿がありました。

足だけ使ったお母さんなど、海水が乾いた後のべたべた感が気になる人は、足を洗えそうですね。

またしっかりと柵もあるので、お子さまと安全に釣りを楽しむことができます。

取材したのが冬であることと、太平洋側に位置しているため波が強いかと思っていたが、落ち着いた波でした。

夏場であれば、小さな子どもでも安心して遊ぶことができそうです。

砂利の浜のため、砂で濁ることもありません。

足元が透き通るくらい透明度の高い海水で、とても気持ちがいいです。

シュノーケルを使い、水中の魚などを見るシュノーケリングも楽しめますよ。

テレビや映画のロケなどにも登場したことのあるいるか浜。

ぜひみなさま遊びに行ってみてください!

いるか浜
住所:静岡県伊東市川奈1004
アクセス:伊豆急行線「川奈駅」より徒歩約15分、JR伊東駅よりバス20分
駐車場:有

※記載情報は取材当時のものです。変更している場合もありますので、ご利用前に公式サイト等でご確認ください。