伊東の名物ちんちん揚げとは?川奈のお寿司屋さん「伊豆太郎」

今回、私が紹介するのは国道135号線沿いにある、お寿司屋さんの伊豆太郎さんです。

お寿司だけでなく、一品料理の品揃えも豊富で、特におすすめなのが伊東の名産であるちんちん揚げです。

果たしてどんな料理なのか、魅力を紹介できればと思います。

それでは紹介していきます!

伊豆太郎へのアクセス

伊豆太郎さんは川奈駅から歩いて10分程度の場所にあります。

川奈駅付近はどうしても車の移動が必須なのですが、こちらのお店は駅から歩いて行ける範囲内なのが魅力の1つと言えるでしょう。

駅から歩く場合、改札を降りてまず左に向かっていただき、坂を登っていきます。
6分ほど歩くと国道135号線に着くので、横断歩道を渡ってまた左に向かってください。
4分ほど歩けば左に店舗が見えてきます。

車での来店を考えている方は、伊東市内からですと、国道135号線を南下していただくだけです!

300mくらい手前にあるセブンイレブンを目標にすると迷わないかと思います。

伊豆太郎の地元のネタたち

店内はカウンター席とテーブル席で全部で30名分ほどあります。

回らないお寿司屋さんで、高級感がある内装ですがファミリーで訪れてもテーブルでゆっくり過ごしやすいかと思います。

そしてこちらが伊豆太郎さんのメニューです。

丼ものなどランチメニューも豊富ですね!

まずは普通のお寿司を注文していきます。

そしてなんとラッキーなことに店員さんから本日は生シラスの入荷があると教えていただきました!

生シラスの旬は春(4〜6月)と夏の終わりごろ(9〜10月)と言われています。春のシラスは透明感のある淡麗な味わいで、反対に秋のシラスは脂がしっかり乗ったうま味の強い味です。

春のシラスは苦みがあるため、お酒のつまみとして相性がよく、秋のシラスはうま味の強さから食事によく合います。

注文したのが、左から生サーモン、ねぎトロ、生シラスです。

ネタの大きさにびっくりです!

サーモンはうま味たっぷりで、ねぎトロもまぐろ本来の味を楽しめます。

そして一番楽しみにしていた生シラスをいただきます!

やはり日本のシラスの産地と言えば静岡県の駿河湾か神奈川県の相模湾ではないでしょうか。

静岡のシラスは神奈川のものと比べて、甘みが強く、お醤油なしでもシャリと合います!

生シラスを食べられるのは産地に近い伊東の特権だと言えますね!

お次は光り物三種が気になり注文してみました。

こちらは左からあじ、むつ、さわらです。

どれも地元伊東でとれたものだと教えていただきました!

伊豆太郎さんは伊東魚市場仲買人の権利を持っており、伊東の漁港から直接ネタを仕入れられるそうです。

どれも脂がのっておりプリプリの一品で、特に真ん中のむつは少しあぶられているのがうま味を増していて美味しかったです!

伊東名物ちんちん揚げとは?

そしてラストには伊東の名物ちんちん揚げを注文してみます。
それがこちらです。

ちんちん揚げとは魚やイカのすり身ににんじん、ごぼうなどの野菜を混ぜて揚げたお料理です。ちんちん揚げという名前は揚げるときにちんちんという音がなることからという説や、東海地方の方言で熱々のことをちんちんというからといった説があるそうです。

これを写真左上の二つの薬味とお醤油をつけていただきます。薬味は右側がしょうがで左の濃い色のものがマスタードです。

回らないお寿司屋さんでマスタードを見るとは意外でしたが、これがちんちん揚げとよく合います!魚や野菜の甘みに対しツンとした辛さがプラスされています。

こってりした味わいなので、淡麗な味の日本酒とも相性が良さそうです!

伊豆太郎さんは臥龍梅や磯自慢といった静岡の日本酒ももちろん取り揃えています。

晩酌をしながらおいしいお寿司を味わうのに伊豆太郎さん、ぜひいかがでしょうか。

伊豆太郎
住所:静岡県伊東市川奈1237-97
アクセス:伊豆急行線「川奈駅」から徒歩で約10分
営業時間:11:00-14:30 16:30-20:00
TEL:050-5461-1133
定休日:火
駐車場 あり
※臨時休業する場合があります。最新情報は店舗にご確認ください。

※記載情報は取材当時のものです。変更している場合もありますので、ご利用前に公式サイト等でご確認ください。