伊豆土産に迷ったら「伊豆一の蔵」!皮の厚さにこだわった蔵蒸し万十が絶品

城ケ崎海岸駅から徒歩10分、国道135線沿いにある「伊豆一の蔵」さん。
こちらは、観光客だけでなく地元伊豆のお客さんからも人気の西洋和菓子店です。

海や緑が豊かな伊豆高原にある「伊豆一の蔵」は、蔵とつながったような大きな建物で外観から和を感じさせます。自然豊かな中にある蔵は存在感がありますね。

店内は広々とした空間で、入ってみるなりあちらこちらに和菓子がズラリ!
また和菓子だけでなく、たくさんの種類のお菓子でいっぱいなんです。

西洋和菓子店ならでは!洋菓子も充実のラインナップ

西洋和菓子店なので和菓子だけでなく、洋風のお菓子もたくさんあります。

生チョコレートの「蔵の石畳」はこだわりのベルギーチョコレートを使用し、一粒口に運ぶととろける滑らかな舌触りとカカオの濃厚な味わいが人気の商品です。
チョコレートがぎっしり詰め合わされて、石畳のようになっているんですね。シンプルなのにおしゃれ。バレンタインにもぴったりな商品ですね。

「みかんまんじゅう」は、ふわふわの生地の中に温州みかんをたっぷり練り込んだチーズクリームとこしあん。見た目もかわいらしい鮮やかなオレンジ色です。

「売れてます」のPOPがついた「伊豆キューブ」は、100%伊豆産ニューサマーオレンジのコンフィチュールとクッキー生地の2重奏。伊豆の爽やかな香りを満喫できるお菓子です。

名前に「伊豆」とあるので伊豆旅行のお土産にもピッタリですね。

看板商品は「蔵蒸し万十」

たくさんあるお菓子の中でも、一番人気の看板商品は「蔵蒸し万十(くらむしまんじゅう)」です。
厚さ8ミリにこだわった「皮」と甘すぎず風味を生かした「餡」が特徴。

北海道産の餡は、つぶ餡とこし餡をブレンドし、独特の餡の風味を追求されています。
本店の工場で製造から梱包まで、ひとつひとつ職人が心をこめて手作業で作り上げているそうです。

やわらか厚皮のまんじゅうが蒸しあがったときのふっくら感、パクリと頬ばったときの心地よい弾力感、噛んだときの歯切れのよさ、そして餡とのバランスが最高です。

「蔵蒸し万十」には味が2種類あります。
いわゆるプレーンにあたるものは和三盆風味。もう一つは、ぐり茶の風味豊かな生地の中に、上品なこし餡をいれ蒸しあげた、香り豊かなおまんじゅうです。

和三盆には優しい甘さのこしあんがつまっています。
後味にほんのり塩味を感じました。しっとりしている生地があんとひとつになっておいしい!

ぐり茶のおまんじゅうは包みを開けた時からお茶の香りが広がってきます。
食べてみてもお茶の風味がしっかり伝わってきます。甘すぎず、お茶の味とこしあんがちょうどいいバランス。お茶味ですが、お茶と合わせていただきたくなりますよ。

伊豆のぐり茶とは

ぐり茶とは日本茶・緑茶の一種で、蒸し製のお茶のことをいいます。
お茶を蒸した後に行う製造工程で「煎茶」となるか「ぐり茶」になるのかが決まります。
ぐり茶の正式名称は「蒸し製玉緑茶」です。

製造の工程で茶葉自体がねじれて、ぐりっとしているところから「ぐり茶」と呼ばれるようになりました。この「ぐり茶」という呼び方は伊豆地方独特のものなんだそう。

店内にはお菓子だけでなく、ぐり茶や、地元の海苔なども置いてありました。

お店には一息つけるようなスペースも。なんだか土間のようなステキな雰囲気です。
お菓子やソフトクリームなど買ってこちらでいただくのもいいですね。

伊豆のお土産にぜひ

静岡県・伊豆高原の西洋和菓子店「伊豆一の蔵」。
看板商品の「蔵蒸しまんじゅう」をはじめ、生チョコレートやパウンドケーキ、和フィナンシェなど多彩な品揃えがあります。

厳選した天然素材を使用し、素朴で懐かしいようなお菓子を職人さんがすべて手作業で作っているんだとか。

伊豆にお越しの際は、お土産にぜひ「伊豆一の蔵」の「蔵蒸しまんじゅう」を選んでみてくださいね。
「伊豆一の蔵」のオンラインからも購入することができますよ。

伊豆一の蔵 (いずいちのくら)
住所:静岡県伊東市八幡野1105ー44
アクセス:伊豆急行線「城ケ崎海岸駅」から徒歩約10分
電話番号:0557-55-0500
営業時間:8:30~18:00
定休日:年中無休
駐車場:20台

※記載情報は取材当時のものです。変更している場合もありますので、ご利用前に公式サイト等でご確認ください。