絶景の木漏れ日ウォーキング 伊東の癒しスポット一碧湖

エリア&駅 静岡県 伊東市 吉田 JR伊東線 伊東駅
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伊東駅から20分で絶景の湖へ

JR伊東駅から車で20分と抜群のアクセスで絶景の湖畔散策が楽しめるのが一碧湖です。
伊豆半島最大の湖である一碧湖は、日本百景に選ばれるほどの美しい湖です。風景も素晴らしいですが、おすすめは湖畔の散策です。
1周約4キロ、木漏れ日と自然を楽しみながらの散策は、伊東ナンバーワンのウォーキングコースと言ってもいいでしょう。

癒しの木漏れ日ウォーキング

駐車場から湖畔に降りて、反時計回りに歩いていきます。
湖を取り囲むように散策路が整備されていて、特に駐車場側の道は平坦でとても歩きやすいです。
水深は浅く、水も澄んでいるので湖畔道から湖底が見えます。

澄んだ水に泳ぐたくさんの魚

水面を覗くとたくさんの鯉がいます。
どの鯉もとても大きくて人馴れしているのか、近寄っても全く逃げません。
一碧湖には鯉のほか、ブラックバスなどの大型淡水魚、浅瀬には小さなメダカ、湖の奥側には亀もいます。水がとても綺麗で、魚たちも気持ちよさそうです。

芝生の広場で癒しの時間

散策路をそのまま歩いていくと開けた場所に出ます。
伊東にゆかりのあった与謝野鉄幹・晶子の歌碑があり、芝生が広がっています。
ここでちょっとひと休みするのもいいですね。
こちらではぜひ湖畔ぎわまで足を運んでみてください。水辺ではメダカたちが群れていて、まるでメダカの学校のようです。
ここには一碧湖の桜という名木があり、春になると桜と湖という雅な美しさが楽しめます。

一碧湖、亀が飛び込む水の音

一碧湖の奥まったあたりには小島や岩が水面に顔を出しています。
湖内にある十二の小島は、4000年前の大室山の噴火で流れ込んだ溶岩で作られたそうです。
その小島の上に亀がいました。
こあたりは亀の楽園のようで、岩の上で甲羅干しをする姿も見えます。
歩いていると、時折ポチャンと亀が飛び込む音が聞こえます。
こんな癒しの光景に出会えるのが一碧湖散策です。

一碧湖の赤牛伝説

広場を抜けてそのまま歩いていくと、小さな島があり、そこに赤い鳥居が見えます。
江戸時代、大きな赤牛が湖の主として住んでいて人々を困らせていたそう。
その赤牛をある和尚が7日間の祈祷で鎮め、湖の小島に封印し、そこに社を建てたのだとか。その赤牛を鎮めるため、今も鳥居は小島を臨む形で立っています。
その奥に一碧湖神社があります。

森林ウォーキングが楽しめる湖の反対側

神社を過ぎたあたりからは登り下りが多くなり、やや道が険しくなってきます。
遊歩道は湖畔から外れて少し高台に登ります。
遠くには伊東のシンボル大室山が見えて、反対側とは違った湖畔の風景が楽しめます。

森林浴に癒される湖の奥

湖の反対側の道は森の中、湖畔散策から森林ウォーキングです。
たくさんの木々がありますが、秋にはこの森が一斉に色づきます。
一碧湖は紅葉を楽しむ名所でもあります。

もう一つの湖畔散策もおすすめ

実は一碧湖は道を挟んで2つの湖に分かれます。先ほどの湖は「大池」、もう一つが「沼地」と呼ばれる湖です。その「沼地」も一碧湖とはまた違った魅力があります。
全体が湿地帯のようになっていて、葦などの植物がたくさん生えています。
水は浅いですがとても美しく、湖面を吹き抜ける風に癒されます。
水辺にはフナやオタマジャクシ、メダカなどがいて日本の原風景を見ることができます。

ウォーキングの締めは冷たいドリンクで

一碧湖の駐車場近くにはカフェや茶屋があります。
一碧湖にちなんだ青いドリンクやパンケーキのあるモダンなお店や昔ながらの茶屋もあります。
散策を終えた後の一服は格別です。ぜひ立ち寄ってみてください。

一碧湖
住所:静岡県伊東市吉田815-360
アクセス:JRi伊東線 伊東駅からバスで20分

※記載情報は取材当時のものです。変更している場合もありますので、ご利用前に公式サイト等でご確認ください。
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