木漏れ日温泉と大量マンガで癒やしを漫喫「伊豆高原の湯」

伊豆高原ドライブでぜひおすすめしたいのが、伊豆高原の湯です。
伊東市中心部から国道125号線を南へ、20分ほど走ると伊豆高原エリアに入ります。

大室山を右に見て、「怪しい少年少女博物館」を過ぎたところに大きな泥パックをした女性の看板が見えてきます。その泥パックの看板のところが、立ち寄り温泉「伊豆高原の湯」です。

無料の駐車場が80台分あり、余裕をもって駐車できます。敷地内には系列の飲食店「伊豆高原ビール うまいもん処」があり、お風呂ついでに食事をとることもできます。

ちなみにこちらのお店は海鮮てんこ盛りでやってくる「漁師の漬け丼」が名物で、お腹ペコペコの方でも大満足でしょう。

また、温泉の玄関横にはコインランドリーもあり、キャンプ帰りなどに重宝しますね。

玄関横にあるのは飲む温泉です。伊豆高原の湯の源泉は飲用も可能で、湧き立ての源泉が蛇口から出ています。横に備え付けの紙コップに注いで飲みます。

その味はというと、無味無臭のおいしい水です。伊豆高原の源泉はアルカリ性単純温泉。飲泉すると慢性胃腸病や利尿などに効能があるそうです。温泉を飲む「飲泉」は、入浴療養よりも効果の発揮が早いそうです。飲泉と入浴を同時におこなうとその効果はさらに高まるそうです。

ちなみに私は入浴前に必ず飲泉します。おいしい上に効能ありと聞けば飲まずにはいられません(笑)。

見逃せない伊豆グルメの宝庫 お土産売り場

飲泉の前にまずカウンターで入館料を払うのをお忘れなく。
料金は大人1200円、子ども600円です。ちなみに3歳以下は無料ですが、オムツが取れていないお子さんは入浴できません。

カウンター横には伊豆の名産グルメが並んでいます。温泉内のショップと侮ることなかれ、これがなかなかの品揃えなんです。

ヒット商品の花チーズは花鰹を削る技術を応用しタラとチーズを薄く削ったもので、お酒のおつまみに最適です。

他にも柑橘を使ったドレッシングや伊豆の海から採れた塩、美容品として海塩石鹸、伊豆大島の深層水を使ったローションなど、ここでしか手に入らないものが多数あるので、時間があればじっくり吟味しましょう。

壁一面の漫画が楽しめる休憩所

そして伊豆高原の湯で、温泉に次いでおすすめなのが漫画コーナーです。
6000冊の漫画が壁を埋め尽くしています。

少年・少女漫画、大人向け漫画など王道、名作から近年の話題作まで抑えるところを抑えたラインナップです。もちろんシリーズ全巻揃えは当たり前。

そしてこの漫画を手に取って、写真手前に見えるリクライニング席でゆったりと読むことができます。風呂上がりにゆっくりと漫画を読んでいると、休日を満喫した気分になれます。

そしてこちらは漫画コーナー横にある座敷席で、体を伸ばして休むことができます。畳の感触が気持ちいいです。
窓際にはマッサージチェアもあり、カプセル型のハイスペックな2台以外は無料で使うことができます。

木漏れ日の中で入浴と森林浴

そしていよいよお風呂のご紹介です、と言いたいところですが、お風呂は撮影禁止なので文章でお伝えします。

内湯と外湯があり、おすすめは外湯です。男湯の方は上から三段の露天風呂があります。最上段はやや温め、中段は熱め、一番下が温めとなっています。

露天風呂は伊豆高原の林の中にあるので、露天風呂は緑でいっぱいで入浴と森林浴が一緒に楽しめます。春夏秋冬、それぞれに変わる風景の中、のんびりと入るお風呂は格別です。

また看板の泥パック風呂は外湯に3つ、1人用の浴槽があり、そこへ全身泥を塗って入ります。美肌、美髪に効能ありとのことなので、ぜひ頭からつま先まで塗りたくって入ってください。
そのほか、広い内湯とサウナがあります。

そしてなんといってもこちらの温泉は体が洗いやすいです。洗い場も広く、お湯もたっぷり、シャンプー、石鹸も備え付けなので、手ぶらでも安心です。
また脱衣所にはドライヤー、綿棒、ブラシなどもあり、すべて無料で使えます。

温泉湧出量が日本でも有数の伊東には立ち寄り湯や銭湯がたくさんありますが、気軽&手軽、清潔で休憩もバッチリの伊豆高原の湯は、総合力で伊東のトップランクに入る温泉です。

伊豆でたっぷり遊んだ後に、のんびり温泉に浸かってから帰ってはいかがでしょうか。

立ち寄り温泉 伊豆高原の湯
住所:静岡県伊東市八幡野1180
アクセス:伊豆急行「伊豆高原駅」徒歩約5分
連絡先:0557-54-5200
営業時間:10:00~24:00時 最終入館23:00
定休日:毎月第1、3木曜日 (祝日、GW、春夏冬休みは営業)

※記載情報は取材当時のものです。変更している場合もありますので、ご利用前に公式サイト等でご確認ください。