ネコの舌が愛される「三木洋菓子店」伊東駅

JR伊東駅から歩いてわずか3分ほど。観光客でにぎわう駅前通りを少し入った先に、どこか懐かしい佇まいの洋菓子店「三木洋菓子店」があります。

昔ながらの温もりを感じるこぢんまりとしたお店は、まるで絵本から飛び出してきたかのような雰囲気です。

今回は、日常のおやつから特別な日のスイーツまで、さまざまなシーンを華やかにしてくれる「三木洋菓子店」を紹介します。

ふらっと立ち寄れる気軽さが魅力

JR伊東駅を右に曲がった大通りから少し入った曲がり角に、「三木洋菓子店 ここ入る」のかわいらしい看板が見えてきます。駅から歩いてもほんの数分。初めて訪れる方は、このピンクの看板を目印にしてくださいね。

ちなみに、駅近の立地ながら、駐車場は4台分のスペースが用意されています。
電車で伊東を訪れる観光客の方々だけでなく、地元の方が車で気軽に立ち寄れる利便性も兼ね備えているんです。

店内に一歩足を踏み入れると、焼き菓子の甘く優しい香りがふわりと鼻をくすぐり、心がほっと安らぎます。
お店にあるスツールは、かつてのイートインコーナーの名残だそう。

購入したケーキをすぐに食べられるなんて、なんとも幸せな話です。スツールに腰かけながら、その日の気分で選んだケーキをひと切れ頬張る。そんな時間は、日常のなかの小さなご褒美になっていたことでしょうね。

現在は、テイクアウト専門となっていますのでご注意ください。

ショーケースには、ひとつひとつ丁寧に作られたお菓子が並んでいました。
派手さはなくともそのシンプルな見た目に、思わず「どれにしようかな?」と迷ってしまいます。

価格帯は500円〜650円ほど。観光地という立地を考えると、とても良心的な値段設定でした。観光の合間に、お土産を探しに、あるいは日常のおやつを買いにと、気軽に立ち寄れるのが三木洋菓子店の魅力です。

お誕生日や記念日など特別な日を彩るホールケーキも用意されているので、もちろんハレの日にもピッタリ。大切な人と過ごすかけがえのない時間を、さらに特別なものにしてくれるはずです。

看板商品「ネコの舌」の優しい味わい

三木洋菓子店の看板商品は、そのキュートな商品名にも惹かれる「ネコの舌」(600円)。
余計な飾り気は一切なく、使われているのはバターと卵の白身だけ。だからこそ、素材本来のおいしさが際立つんです。

手に取ってみると、そのシンプルさに驚かされます。

ひと口食べると、サクッと軽やかな食感。口の中でホロホロとほどけるように溶けていき、優しい甘さと芳醇なバターの香りがふんわりと広がります。

華やかなケーキとは違い、毎日でも食べたくなるような、どこか懐かしい味わい。だからこそ、地元の人々に長く愛され続けているのでしょう。

お土産にしても重すぎず、年代を問わずどんな方にも喜ばれること間違いなしの逸品です。
取材中も、観光で訪れた方がお店の看板商品である「ネコの舌」をお目当てに来店し、購入していく姿が見られました。

人の温もりが感じられる洋菓子店

店主の大橋さんは北海道出身。若い頃はアイスホッケー日本代表として活躍されていたという、驚くような経歴をお持ちです。
氷上の熱い世界から、今は伊東の地で、心を込めて優しい洋菓子を焼き上げる日々だそう。

瞬時の判断と技術が求められるイメージのあるアイスホッケー。
洋菓子づくりも、温度・タイミング・分量のわずかなズレが仕上がりを左右であろう、繊細な世界です。もしかしたら、アイスホッケーでの経験が、今の洋菓子作りにも活かされているのかもしれませんね。

店主の誠実で優しいお人柄は、お店全体の温かい空気を作り出しているように感じました。
決して大きな店ではありませんが、そこには人の温もりがあふれています。三木洋菓子店は、訪れる人々の心を優しく満たしてくれる、そんな特別な場所なのだと感じました。

ぜひ一度、この温かい空間と優しい味わいを体験しに訪れてみてくださいね。

三木洋菓子店
住所:静岡県伊東市猪戸1-6-18
アクセス:JR伊東線「伊東駅」から徒歩約3分
TEL:0557-37-3807
営業時間:9:00-18:00
定休日:不定休
駐車場:4台

※記載情報は取材当時のものです。変更している場合もありますので、ご利用前に公式サイト等でご確認ください。